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興味がない人が多いけど、インスト曲の魅力が伝わるように書いたので読んで欲しい。

2016/01/22

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「歌詞がないからインスト曲は聴けない」あなたはどうだろうか?
まあ私としては全くそれは問題ないと思う。
そりゃあ世界には色んな性癖を持った人がいるからな。
口が臭い男が好き」というハードコアな性癖に比べれば”歌詞がないからインスト曲は聴けない”なんて性癖は可愛いものだろう。

だがちょっと待って欲しい。
世界で一番売れている本としてギネスブックにも載っている聖書にも「インスト曲を聴くことは良くない」という旨の文章はどこを探しても一切載っていない。
つまり「インスト曲を聴くことは良いことだ」という解釈もできるわけだ。

世界的なお墨付きをもらった上で聞こうか。
「インスト曲を聴きませんか?」


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シチュエーションから攻める

平たく言えば「歌詞がないと聴けないなら、聞き流せ」ということだ。
なかなかジャイアニズムに溢れた提案であるとは思うが、優しく言えばテキトーに曲を流してちょっと良い雰囲気になればオッケーということだ。要はBGMだ。

キザな気分の時は


Bill Evans - Waltz For Debby

普通の感性を持ち合わせている方なら年に1度や2度は「あーキザな気分だー、あーめっちゃキザな気分だー」という状態になるだろう。
そういう時におススメなのが、ビル・エヴァンスだ。

この時代のジャズは黒人がメインだったが、そんな状況をもろともせず活躍しまくった白人ピアニストとそのバンドである。
良い身分の家柄に生まれたというのも影響しているのか、どこかクラシックの雰囲気を感じさせる気難しいプレイが特徴である。

ちなみに文章は心底ふざけているが、紹介している音楽は真剣だからな。そこんとこヨロシクー。

 

暴力的な気分の時は


Atari Teenage Riot - Digital Hardcore

普通の感性を持ち合わせている方なら年に1度や2度は「あー暴力的な気分だー、あーめっちゃ暴力的な気分だー」という状態になるだろう。
そういう時におススメなのが、アタリ・ティーンエイジ・ライオットだ。

10代の暴動をユニット名に掲げた過激な思想に過激なサウンド、最初から全速力で駆け出したフルマラソンのような曲構成。
あと曲中に歌ではないがセリフ的なものも入っているのでインスト曲初心者も受け入れやすいんじゃないだろうか。

冗談抜きでマジでムカちいた時に聴くとかなりスカッとする。真剣におススメだ。
思想的な部分がかなり重要なユニットではあるが、純粋に音楽だけでもカッコいい。

 

動揺している時は


CHON - Story

「素数を数えて落ち着くんだ」動揺したときに落ち着くための一部の人たちが知っている民間療法だ。
実際にやってみると意外と効果があるもので、私も仲の悪い上司に友達と間違えて「びろん!びろーん!」というメールを送ってしまったことがあったが、素数を数えて事なきを得た。

ここで紹介しているバンド、CHONはアメリカのプログレッシブロックバンドで、難解極まりない構成の曲が特徴となっている。
察しのいい方は気づいたかも知れないが、そう複雑極まりない彼らの音楽は素数を数えるのと似たような効果がある。

また赤ん坊にメタルを聴かせると泣き止むが、脳が音の処理に追いつかず泣き止むらしい。
成人になると残念なことにメタルぐらいは処理できる脳みそになるが、CHONの曲は本気だしていても処理できなくなることが多い。
成人用メタルといったところか。書いていてだんだん意味がわからなくなってきたぞ!

 

寝れない夜には


久石 譲 - あの夏へ

「久石譲よりもっと寝れる曲は沢山あるだろう」いや実際そうである。
だが、ここで私が提案したいのはそうではない。
実際マジで寝れないときは何やっても寝れないものだ。
無理に寝ようとすると余計寝れなくなる、そんな時に横でゆっくり見守ってくれるような優しいメロディ。
これなら言葉もないのであなたの思考を邪魔することもない。

ほら、だんだんインスト曲がよく思えてきただろ?

 

泣きたい時は


Nujabes - reflection eternal

日本におけるジャジーヒップホップのパイオニア、ヌジャベス。
この曲の良さは言葉で説明するより聴いてもらった方が伝わるだろう。
間違いなく世界で最も美しい曲の中の1曲であると思う。

言葉では説明できない気持ちを形にできるのもインスト曲の魅力じゃないだろうか。

 

いかがだっただろうか

実は人間は音楽を言語野で捉えているという説がある。
要するに言葉と音楽は密接な関係にあるということだ。
原初の音楽が語りや伝承と共にあったことを考えても、言葉と音楽は切っても切れない関係だろう。

しかしインスト曲にはインスト曲の魅力がある。
無理に聴けとは言わないが、今まで特に理由もなく聴いてこなかった人にこういう良さを持った音楽もあるということが伝われば幸いである。

 
 

ところで私は「歌詞がない音楽も聴ける」という性癖はマスターしたので、次は「歌詞も音楽もない音楽も聴ける」という性癖にチャレンジ中だ!
一足先に一つ上の次元で待っているぞ。それではバイチャっ!

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