ラップ聴いてる?ポエトリーリーディング
みなさんは最近日本語のラップを聴いていますか?
聴いてないし、日本語のラップなんてオヤジギャグの羅列だろ!とか
ラップってあれでしょ?ココロオドルwwwアンコールwwwワカスwwwダンスダンスダンスwwww(レディゴーwwwww)でしょwww
そう思う方もいると思います。エル・ミラドールかっこいい。
そんな人は詩の朗読に音楽を乗せる、ポエトリーリーディングを聴いてみてはどうでしょうか?
ラップとは少し違いますが、詩からストレートにメッセージや感情が伝わってくるので、疲れた心身にこみ上げるものがあるかもしれません。
1.不可思議/wonderboy
ポエトリーリーディングといえばまずはこの人です。
2010年前後に新宿で路上ライブをしていました。
谷川俊太郎の詩を歌にした「生きる」で有名になりました。
他には、神聖かまってちゃんのロックンロールは鳴り止まないっ
相対性理論のバーモンドキッスをサンプリングした曲で有名になりました。
彼自身が相対性理論を好きみたいです。そして、サンプリングの選曲からヒップホップを聴く層よりも
邦楽ロックを聴くクラスで浮いてるちくしょう俺には音楽があるぜ的な層を狙ったのかと思いました。
自己紹介ではないです。
まずはそんなちくしょう的な曲から
あの時ああしていればというやるせない曲です。
共感性がなくても心に刺さるものがあります。
もう1つ「未知との遭遇」
ラブソングですが、終盤で畳み掛ける様に人の生き様についても歌っています。
最後の一節が印象的で、それは反則だろって言いそうになりました。
残念ながら1枚アルバムを出した後、 不慮の事故で亡くなってしまいました。
伸び盛りの時期であった為、とても悔やまれます。
2. MOROHA
次はユニットです。個々の持ち味を出すためマイク&アコギという、最小編成のユニットです。
ギターが切れ味抜群でリフが痺れますが、それよりとにかくMCの感情移入がすごいです。
逆にこの2人でなければ、こんな斬新な編成は成り立たないと思います。
売れてやるぜ!という気迫を感じます。
とてもパワーを貰えます。
あとはこれ。特に音楽活動をしてる人へ
少し長いですが、特に後半のライブ音源に切り替わったあとのセリフが刺さります。
6分30秒あたりのカートコバーンのくだりとかは、ちくしょう俺には的な男3人で飲みながら聴いてて、みんなうるっとしました。
他にも狐火,小林大悟といったポエトリーリーディストもいますが今回は割愛します。
また志向を変えてラップ特集しようと思います。