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2016/09/02

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エロいし素早い Britney Spears

 サムネイルにgifを使ってみた。出だしから笑っちゃうなこれ。こんな被覆面積の小さい衣装どこで売ってんだよ。

 Britney Spearsと言えばみなさんどんな心象をお持ちか。僕はそうですね「すごいエロくてアホな金持ち」たぶん彼女が全盛だったころに毎朝めざましテレビを見ていた今の20代はみんなこう思ってることだろう。本当に毎朝のように海の向こうの痴女の奇行が日本の朝を賑わせていた。ので、まったく興味がなかった僕ら当時の小中学生には歌手としての印象よりも「お騒がせ有名人」のレッテルが色濃く残っている。

 しかしだ、腐っても鯛。全米を唸らせたポップスターだ。日本のジャニーズ・AKBも腕利きの作曲家が作った高度な曲が出揃っている(マジかよと首を傾げるような曲もあるけど)が、USAが誇る歌姫が歌う曲はどれも超一流。何気なく聴いていたアノ曲も、よくよく聴いてみれば思わず変な笑いがこぼれるほどのクオリティ。

 あなたの中のブリトニーを「すぐ離婚して入院するビッチ」で留めておくのはもったいない。是非この記事でブリトニーの認識を正してくれ。

 まずサムネイルの衣装が見られるブリトニーの代表曲Toxicを

 アメリカ人の考えるエロってなんか頭悪いよね。好き。個人的には脈絡なくムキムキの黒人男性が出てくるあたりがヤマ。エロいしゴージャス。僕はアメリカ人みんなこんな感じだと思ってるよ。勝てねえよ。

 いやエロいエロい言ってないで曲をちゃんと聴いてくれ。ブリトニーのトキシックと言えば、こんなサイトで紹介しなくとも言わずとしれた超名曲。出だしのリフは普通に生きてれば誰しもどこかで耳にしたことがあるだろう。耳に残るしクセになる。気持ち悪い音を気分が悪くならないギリギリの割合で入れてきている。

 印象的なリフ、というやつは紙一重のバランスで成り立っていて、一歩間違えたらダサい、気持ち悪い。その絶妙な塩梅を実現できているナイスな例だ。

 曲全体を通して激しく緩急がつけられており乗せられるがままサビまで聴かされてしまう。シンプルなドラムもヌルヌル動き続けるベースも、どこを切り取ってもカッコイイぜ。

 

 続いてコレ、Toxicに負けず劣らず超有名なこの一曲。

 こいつすぐ周囲にムキムキの男ハベらせるな。
 曲はもういいだろう、悪いが今回本当に話したいのはそこじゃない。そんなに音楽の話が聴きたいならナタリー見てろ!ナタリーをよ!!

 この曲のタイトル、ウップス!は「ヤッベ!」ぐらいの意味合い。全て訳すと「ヤッベ!またやっちまった!」みたいな感じ。歌詞の内容も「また本気で恋して失敗しちゃった!」そんな内容だ。この後結婚離婚を冗談みたいな頻度で繰り返すブリトニーの人生を鑑みると全く笑えない内容だ。これがアメリカンジョークってやつなのか。またやっちまった!じゃ済まないよ、養育権とか。

 あとずっと言いたかったんだけど、なんかすげえ素早いよねこの人。雨とか全部避けながら歩きそう。こんな素早い動きでエロいことされたら笑っちゃうよ。

 

 なんだよこの取って付けたような三つ編み。なんかそういうサイトで見たことあるぞ、こういう人。洋楽、時にUSのメジャーシーンは何年も前からクラブミュージックとしての役割を狙っているのがローテンポでもしっかり踊れるような曲が多い。最近日本も三代目J Soul Brothersとかがそういう方向に寄ってきているが、西野カナとか、歌姫ポジの人たちはまだまだ歌謡曲で攻めるらしい。客層的にもうそっちも狙っていいのでは?と思うのだが、どうなんだろう。

 海外と国内のアイドル、歌姫を見比べると、やはり海外、特にアメリカのみなさんはみんなセクシー・パワフル路線、KESHAとかね。大学時代、受講していた授業のアメリカ人教授も「日本人はみんなロリコン、アイドル全然セクシーじゃない」と憤っていた。アメリカ人のアイドル像はやっぱり「エロい!カッコイイ!」らしい。
 歌姫、エロい、と言えば一時一世を風靡したのが倖田來未。彼女もそのキャラクターから何かとネガティブイメージが付きまとうが曲はカッコイイのが多かった。しかし彼女に足りなかったものがあるとしたらば

 

 素早さ。やっぱ素早いぜ俺たちのブリトニー。言い方が悪いが、なんだ、そういう虫みたいだなこの人ホント。速さだけならだれにも負けねえよ。

 

 みなさんもしもブリトニーよりエロくて素早い女見つけたら、地下室TIMESまでご一報ください。

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