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2017/11/13

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ついにマイナス100円でCDを売り始めたアイドルがいると訊いて話を聞いてきました。CUBERS

 よくライブハウスとか、レコ屋で「100円CD」とか「無料配布音源」とか見かけるじゃないですか。あれってあんまり効果ないと思うんですよ。もう珍しくもないし興味を引かないというか。

 そんな中、いつかやるやつ出てくるだろうなとは思ったけれどついに出てきました。「100円あげるからCDを受け取れ」システムを本気でやるやつらが。

 というわけで今「100円もらえちゃうCD」を現在敢行中のダンスボーカルアイドルグループ、CUBERSのみなさんに話をお伺いしてきました。

 現在既に5000枚捌き切っているそうで、単純計算で50万の赤字。それに雑費を計上したら… 考えたくない。

 では、以下インタビューです!

メンバー紹介

まずはメンバー紹介。

9太郎:ハロプロ大好き。オネエっぽい。ファンから男として見られないのが悩み。

綾介:キューバーズの良心。確定申告の際は「個人事業主」と答えるタイプ。

春斗:ゆとり世代真っ只中に育つ。一番リーダー格っぽいのに実はバカキャラ。

優:黒夢などディープなV系が好き。実家の稼業継がせたいメンバー1位。

TAKA:身長が高い。身長が高すぎてズボンの長さが足りてない。

 
 

ウチのサイト読んだことありますか?

―では早速ですが、インタビュー始めていこうと思うんですが。そういえばウチのサイト読んだことありますか?
多分他のところのインタビューとはかなり気色が違うと思うんですけど。結構変なサイトです。

春斗:もちろんです。僕が見た感じ結構過激だなと。
あと「あ、バンドマンの元カレを殺したい!バンドマンの元カレを殺す5つの手法」の記事が印象に残っています。

―あーアレは僕が元カノにやられたことシリーズなんですよね。

9太郎:へー(笑)
なんか全体的に凄くひねくれた書き方してると思うんですけど、僕ひねくれた人と結構性格が合うタイプで。

TAKA:9太郎性格悪いもんな。

―この感じで性格悪いとか最低っすよ。怖い。「一番曲者だろうなと、気を付けよ」と思って今日やってきました。

9太郎:僕ですか?そんなことないですよ。全然。

―一番癖あるでしょ。裏アカウント3つぐらいあるでしょ絶対。

9太郎:ないですよ。

 

どう思います?このサイトでインタビューすることについて

―どう思います?このサイトでインタビューすることについて。

春斗:いや、もうどう書いてもらえるか楽しみですね。

―先に行っときますけど、アイドルのファン一人もいないっすよ。
バンドのファンばっかり。

綾介:そうですね。でもそういう人たちにも僕たちの音楽が届くきっかけになればなっていう気持ちもありますね。

―そういえば音楽と言えば、CubersのSamenaideのMVで後ろで演奏してる人、ウチのサイトでよくでてきますよ。ベースとギターの彼がHelsinki Lambda Clubってバンドやってて。

キューバーズ一同:へー。


CUBERS - Samenaide

―でも大丈夫ですかウチでインタビュー。ホントに。

綾介:いやもう全然ウチラNGないんで。なんでも大丈夫です。

―NGないんすか?大丈夫ですか?とんでもない質問しますよ。

綾介:個人的にはNGないっすね。

―モテますか?×××××××すか?

綾介:ホントにやめてください(笑)

TAKA:来る場所間違えたかな。

 

本題「100円もらえちゃうCD」について

―いよいよ今日の本題に入りたいと思うんですけど「100円もらえちゃうCD」について。…とんでもねえ。 ホームレス並んでも知らんぞ。

綾介:確かに。でもホームレスの方に渡してもCDプレーヤー持ってなかったら聴いてもらえないですよね。

―100円か… 良く押し通しましたねこんな企画。

9太郎:そうですね… なんか例えばBASEMENT-TIMESの読者の方だとApple musicとかLine musicとか聴き放題サービスを使ってらっしゃる方って多いと思うんですけど、なんかそういう方って無料で聴けたとしても男性アイドルの曲ってわざわざ聴かないと思うんですよね。

―なるほど。

綾介:人によってはフィルターが掛かってるとも思うんですよ。「男性アイドル」ってだけで敷居が高いというか。

9太郎:そういった方にも「100円払うんで、ワンコーラスだけでもいいんで聴いてください」みたいな。ホントにそれぐらいの気持ちで。

綾介:それでダメだったら全然良いんですよ。ちょっとでも気に入ってもらえたら嬉しいなと。

9太郎:無料って言っても今はYoutubeとかでも聴けちゃうんで。じゃあもう100円払うってなって。

―確かに。今だと無料で聴けるってある種当たり前ですからね。

9太郎:前回は「曲が良くなかったら返金キャンペーン」ってのをやって。その時も返金に来た方一人もいなかったんで。 自分たちのことなんですけど、曲に関してはホントに良いものをやらせてもらってると思ってますし、ライブも僕たちにしかできない表現を出来てると思うので。一回だけでもほんのちょっとだけでも聴いてもらえたら良いなって思って。

―なるほど。そういえばコレ、100円どころじゃないですよねマイナス。

春斗:そうですね…(笑)

―製作費、原盤代、プレス費、あとタワレコでやるんですよね。そうするとタワレコに置くための備品周り含めたお金… そうすると一枚売れるたびに幾ら赤字でるんだって…

(笑)

―とんでもねえなと。マイナス分100円どころじゃねえだろって。ホントに大丈夫コレ?

TAKA:沢山届くとその分マイナスがでますけど、最終的にハッピーな感じになったらいいなって。

―一枚売れたらいくらタワレコに払うんだよって!

9太郎:(笑) いやでもホントにそういう数字じゃなくて、ホントに聴いてほしい気持ちが上回り過ぎてこなりました。

―今年の確定申告が楽しみだなァ!!経費が楽しみだなァ!幾ら計上することになるんだァ!半端ねえぞ。

綾介:(笑)いつ社長に怒られるか…

 

誰もが一回は思いつくけど、やらないのをやっちゃう

―誰もが一回は思いつくと思うんですよね。「逆に金渡しちゃえばいいじゃん」っていう。誰もが「無料なんてもうありふれてるし逆に金渡しちゃったらいいじゃん」て思いつくけど実際にやったバカはお前らだけ!

春斗:やらないですもんね普通。

―普通に現実をみたら無理なのがわかるもん。

TAKA:しかもその企画が通っちゃったんですよね。

―良く通ったな… いやーでも怖いなー。今一番恐ろしい思いをしてるのは事務所ですよ今。戦々恐々でしょう。何回も貰うのはできるんですか?

優:一応できるんですけど、引換は一人一枚までですね。友達にあげる分とかはOKで、稼げちゃうのはナシです。

―怖えー。まあでも日本人の奥ゆかしさを考えればそういうことするヤツはいないでしょうけど。これが中国だったら大変なことになってますよ。

TAKA:万里の長城みたいになるでしょうね。

―大変ですよ。彼ら価値観ちゃいますからね。やっぱ自信ありますか?今回のCD。100円渡すくらいだし。

春斗:ありますよ!聴いていただけたら!まあ歌詞とかは…曲とかは…僕たちは…めっちゃ…良いって思ってるんで…めっちゃ…

9太郎:さっきからいつツッコもうか迷ってたんですけど、春斗君今猫被ってて、春斗君ってホントはめちゃくちゃポンコツでバカなんですよ。だから喋らせないでください。

春斗:言うなよ!

―一番リーダーみたいな顔してるのに。バカキャラなんですね。

綾介:「100円もらえちゃうCD」の話も説明されたのに全然理解してなくて、メンバーだけになった時に突然「面白いねぇ!」とか言い出して。

9太郎:なんも聞いてないんすよ。

―一番年上なのに。

9太郎:まあでもそこが可愛いんですけどね。

―仲良いなあ。気持ち悪いよちょっと。

(笑)

 

事務所的にはどうなのコレ?

―事務所的にはどうなんですか?コレ?

マネージャー:いや、もうやるなら徹底的に。5000枚でも1万枚でもいっちゃっていいんですけど。

―ヒェー!1万枚って言ったぞこの人!

マネージャー:1万枚はちょっとアレですけど。実際3000枚捌けても30万なんですよ。そう考えるとそこらのウェブメディアなんかにインタビュー出稿するのと同じ広告費というか。

―●●●●(某ウェブメディア)とかですね!!

マネージャー:そこはぼかしといてください(笑) でもそれらと比べると同じ広告費というか。それなら3000人に着実に届くプロモーションとの対比を考えて、というジャッジですね。

―確かに。でも製作費とかもあるじゃないですか?そうすると30万どころじゃないですよね。ホントにとんでもない会社だなあ。

 

「100円もらえちゃうCD」詳細について

―これはレジで100円もらえる感じなんですか?

春斗:その場では渡せないんですよね。ちょっと色々倫理的に難しくて。タワレコさんがレジから百円出して渡すのができないみたいで。 なんで、そのCDの中に引換券があるんですけど、それをもってライブに来てもらえるとマネージャーから100円もらえるという形です。

―なるほど。うわーマネージャーさん歩くレジみたいになるのか。

優:100円玉ジャリッジャリで待ってます。

TAKA:みなさん来てね。

 

普段アイドルってなにやってんすか?

―どうですか。普段何やってるんですかアイドルって。

9太郎:今で言うと、マゼンタ(10/4発売の2nd EP)を発売させていただくので、ららぽーととかでリリースイベントツアーですね。そういうツアーを回ったり。
あと毎週木曜日は原宿にあるJOL原宿っていうフードコートがあるんですけど、そこに常設のステージがあってそこで毎週木曜日に2回しライブをしてたりしてます。

―へー。ららぽーととかでライブやるんだ。バンドとは違ってライブハウスとかではやんないんですね。あんまり。

9太郎:いや、やるときはやるんですけど、やっぱり一番多いのはリリースイベントツアーですね。

―野外が多いんですか?

9太郎:野外も中もどっちもあります。

―へー。知らん世界だなー。先に見に行けばよかったな。映像は見たんですけど。「こんなあっぴろげなところでやるんだー」みたいな。俺らからすると。まわりスペースヤバいやんみたいな。
僕らはライブっていうとライブハウスみたいな閉鎖空間でやるイメージが強いんで。多分ウチの読者の人たちも「こんな世界があるんだー」って思う気がして。


あっぴろげな図

―あと「こんな世界があるんだー」の続きでJUNON(若手の人気男性俳優・男性アイドルを中心とした女性向け雑誌)とかでるじゃないすか。
僕今回初めてJUNONの表紙をちゃんとみたんですけど、このA4の表紙に男性器何本あるんだって。

9太郎:だからそういうのはやめてくださいよホントに(笑)

―オスだらけやんと、男だらけ。

優:発想が。

―でもこういう世界で生きてるんですよね?

春斗:そうですねー。サイトの読者のみなさんにも一度見て欲しいですね、JUNON。

 

アイドルになる前は何してたんですか?

―そういえばめっちゃ気になってたんですけど、アイドルになる前は何してたんですか?

春斗:んー各々全然バラバラですね。

―アイドルって突然なるもんなんですか?バーン!って。「今から俺はアイドル!!!」みたいな。

優:人にもよりますね。僕らが集まったきっかけはオーディションなんですけど。でも徐々にだよね。

TAKA:でも活動したての頃なんて僕ら自身もアイドルって何かもわからなくて。一番びっくりしたのが特典会ってのがあって。

9太郎:ライブの後にやるんですよ。握手会とチェキ撮ったり。「CDを予約してくれたら○○とツーショット撮れます」みたいな。
ちなみに何にも買わなくても無料ハイタッチ会には参加できます!

―へー!行こ!バンドもそういうのやったら良いのにね。

優:是非冷やかしに来てください(笑)

 

職業訊かれたとき、何て答えてます?

―職業訊かれたとき、何て答えてます?

綾介:正直、年末の確定申告のときとかは個人事業主ですね。

―夢がない。

綾介:だってそういうしかなくないすか?「芸能」だと角が立つというか。自分で言うなよって感じに。

―9ちゃんは?

9太郎:「アイドルです♪」って言います!「もちろんじゃないですか、こんなに顔可愛いんだから!」っていいます!

―うわー!こういう人たまにいる。たまにいる苦手な人だ。でもまあそうだよね個人事業主だよね。

綾介:そうっすねー。ツイッターに「確定申告終わった」って書いたらファンから「アイドルで確定申告の話する人初めて」ってリプライ来ました。

9太郎:もし確定申告会場で見かけても、その時だけはそっとしておいてほしい…

 

男性のファンの方っているんですか?

―男性のファンの方っているんですか?

春斗:いますいます。嬉しいです男性のファンの方が来てくれると。

―気持ちわかります。でも「なんで来たん?逆に」って思います。「男だよ?」って。ソッチ?なんですか?って。

(笑)

綾介:たまに思いますけどね。でもそうでもなくて。同性の方に認めてもらえると嬉しいですね。ダンスとか歌とか、パフォーマンスが好きですとか言ってもらえたり。

―でもやっぱりちょっと思うのが、同規模の女性地下アイドルなんかと比べると歌もダンスしっかりしてますね。

春斗:そんなことあります?

―ありますあります。

9太郎:ちょっと!やめてくださいよ女性アイドルもすごいですよ!

TAKA:9太郎は結構オタク並みに好きなんですよね。女性アイドル。

9太郎:小っちゃいころからハロプロさんが好きで。

―俺は安倍なつみが好きだなー。

9太郎:僕、安倍さんの卒業コンサートいきました。

―もう「なっち」じゃなくて安部さん呼ばわりだもんな。

9太郎:違いますよ!そんなん言っちゃいけないです。

―そういうのって公言してるんですか?

9太郎:してます。ハロプロさん好きで。ホントはハロプロさんになりたかったんですけど、ぎりぎりなれなかったんで、今こういう形で活動させてもらってるんですけど、大好きですねホントに。未だに現場に通ってます。

―やっぱ「現場」っていうんですね。ライブの事。

9太郎:そうですね。

―キューバーズさんのライブも現場っていうんですか?

優:そうですね。ファンの方は現場って呼んでます。まあ僕たち自身は言わないですけど。

―「現場」って語源なんだろう。誰が言い始めたんだろう。

綾介:女性アイドルのオタク用語っていうんですかね、そういう言葉が全部男性アイドルの方にも入ってきてて。全部。

―あ、質問です。MIX打ち(曲の前奏や間奏でオタク達が「ファイヤー」とか叫んでるアレのこと)とかあるじゃないですか。オタクのアレって。
あとヲタ芸とか。そういうのをする人っていないんですか?

綾介:いないですね。その代わりにフリ真似してくれる人とか、手拍子とか声だしてくれたりするのが主流になってて。名前呼ぶとかはありますけど。
その点ではそんなにアイドルアイドルはしてないかもしれないです僕たち。

―あー確かに。そうですよね。

TAKA:一応僕たち楽曲をメインにやってるんで、そういうところを聴いてほしいと思ってます。

綾介:そういう点ではバンド好きの方にも刺さるところがあるんじゃないかなって。

―いやー音楽が「こんなに必要か?」ってぐらい凝ってますもんね。

綾介:嬉しい!ありがとうございます!

―ベースラインめちゃ良いなオイ!って。それファンに伝わってんのかって!

(笑)

―スラップ入れたりしてめっちゃ洒落てますもんね。

春斗:だからこそ聴いてほしいってのがあるんですよね。

―でも音楽聞くには見た目派手過ぎますよね。目チカチカするもん。

(笑)

―今回は青色は捨てたんですか?

優:捨ててはないんですけど、前回が青で、今回はマゼンタなんで赤めに。

綾介:シアンは青で。ところどころ赤が入ってましたけど。

―昔そういうウルトラマン居ましたよね。

春斗:いた!!!ティガでしたっけ?

―赤だけのヤツ。

綾介:それはダイナ。

春斗:ダイナか!!

綾介:詳しいっすよ僕。ティガ、ダイナ世代ですもん。

―なんか色が変わってスピードタイプになったりパワータイプになったり。それみたい。

 

男性アイドル業界で僕が意外だなって思ったのはチェキのループ無し

―男性アイドル業界で僕が意外だなって思ったのはチェキのループ無し。ループなしですよね?

綾介:あー確かに。僕らはそうですね。

―チェキなんて撮ってナンボって思ってたんですけどね。

綾介:なんていったらいいんですかね。一応男性アイドルですけど、他のグループの方と比べるとアイドルアイドルしてないのかなって感じはありますね。規制とかも厳しかったりするし。

―そうですね。楽曲もアレだし。

綾介:そうですね。楽曲もザ・アイドルってわけでもないですもんね。

9太郎:でもループってオッケーのところもありますよね。ほぼほぼオッケーですよ。

―そうだったんだ。逆にキューバーズが珍しいタイプなんですね。

 

好きな音楽の話

―9太郎さんはハロプロ大好きですもんね。

9太郎:僕はハロプロさんが一番大好きです。つんくさんの作る曲が好き。

―つんくって一瞬でわかりますよね。リズム天国の曲とかでも。

 

―綾介さんはどうですか?

綾介:僕はアイドルもファンクからエレクトロまでなんでも聞きますね。

―うわーそれもそれでオタクだー

綾介:曲は自分の中に入ってきたらなんでも好きです。

―日本人と外人ならどっちが好きですか?両方?

綾介:アイドルする前は洋楽ばっかりだったんですけど、でも洋楽って言っても例えばクリスブラウンみたいなのはあんまり違ってて。ああいう系じゃなくてバンドとか。ZAPとかFunkadelic Soundとか。ダンスやってたんでG-FUNKが好きですね。エレクトロも打ち込み系はあんまり好きじゃなかったけど、アイドル初めてから聴くようになりました。

 

―春斗さんはどうですか?

春斗:そうですね。僕も結構オールジャンル聴くんですけど。高校生の頃とかはジャンヌダルクさんとか聞いてましたね。

―あー。わかります。僕らも春斗さんと同年代なんですけど、凄い流行ってましたよね。

春斗:いやーもうずっと聞いてましたね。

9太郎:カラオケでよく歌ってるよね。

 

―優さんはどうですか?

優:僕はV系が好きで。黒夢さんとかX JAPANのhideさんとかBOØWYとか。BOØWYさんはV系って感じではないですけど。

―うわーぽくねー。

9太郎:カラオケ行くと凄いっすよ。デスボイスみたいなのが。一回メンバーでカラオケ行って歌い始めたとき「…ふぁあ」ってなって。

春斗:それが結成して間もないころだったんでめちゃ衝撃でしたね。

―メンバーでカラオケ行くんすね。仲良いんですか?

9太郎:仲良いですよ。こないだみんなでディズニーシー行きました。

―(笑)

春斗:しかも嵐の中男5人で髪ぐちょぐちょになりながら。

―放送しながら行ったとかそういう感じですか?

春斗:ツイッターに写真載せたくらいっすね。

―完全にプライベートじゃん。怖。

綾介:ホントに。カップル多い中5人でニコニコしながら歩いてました。

―ビジネスライクな関係でいて欲しかった。

優:今度はユニバーサルスタジオ行こうとしてます。

―怖えーーー。

TAKA:5人で草津旅行も行きました。

9太郎:全員同じ部屋で朝までイチャイチャしてました。

―え、そういう層狙ってんですか?

 

―TAKAさんはどうですか?

TAKA:そうですねー。僕もなんでも聴きますけど、昭和の曲好きだったりしますね。結構昔の曲。

―昭和の曲?っぽくねー!全員っぽくねー!

TAKA:なんかこうメッセージ性強い曲が好きで。昭和の曲はグサグサ刺さるんですよね。

―グサグサ刺さるか昭和の曲?あーでもストレートですよね。

TAKA:そうですね。そういうところが好きっすね。

―へー。そんなに目鼻立ちはっきりしてるのに、昭和の曲聴くんだ…

 

アイドル用語について

―さっきも話したんですけど、ウチのサイトって殆どバンドファンばっかりで、CUBERSさんみたいなアイドルの人たちのことをほとんど知らないと思うんですけど、このサイトの読者の人たちに向けて、男性アイドルってどういうものなのか教えてもらいたいです。多分全くの無知なんで。僕も全然わかんないですし。
さっきなんて言ってけ?ビルのフロアとかでライブやること。

春斗:ファンミですか?

―そうファンミ!ファンミなんて言葉初めて聞いたんで、そういうの聞けたらなって。

ファンミ:ファンミーティングの略。アイドルその他の芸能人が、ファンサービスとして開くイベントを意味する言葉。

9太郎:「レス」とか?例えばライブ中に踊ってるじゃないですか、そうするとファンの子に指さしたり手を振ったりしたりするんですよ。それを「レス」って言います。

綾介:「レス」もらえないと「干された」とか言いますね。

―へー。

春斗:あと嬉しいときに「沸いたー」とかも言いますね。嬉しくて心が沸きあがるみたいな。

綾介:あと「病んだー」とか言います。

―干された、病んだ―みたいな?

春斗:そうですね。あと知ってると思いますけどプッシュしてるメンバーを「推し」とか呼んだり!そのくらいかなー。

 

9太郎の悩み

―ちなみに一番「推し」が多いの誰なんですか?

9太郎:僕ですね。 それに関しては。他の方には申し訳ないけど。

―目がまっすぐで怖い。

綾介:まあまあ、そういうことにしときましょう。

9太郎:ごめんなさい、やっぱりでもウソです。みんなは男性としてみてもらえてるけど、僕の場合はそういう好きってのじゃなくて…

―弟にしたいアイドルでしたもんね前は。

9太郎:でもそれですらなくて、なんかキャラクターとして会いに来てくれてるような気がして僕だけは。ほかのメンバーはファンレター沢山もらってるんですけど僕だけ全然もらえなかったり。ああいうのってマネージャーさんが一度チェックしてから「ファンレターあるよ!」ってメンバーに配るんですけど、僕も待つじゃないすか。そしたらみんなに配っていって僕の前で捌ききるっていう。

綾介:ファンが少ないワケではないんですよ!別に。ただ恋愛目線で見てくれるファンが少ないというか。好き好きー!みたいな人は9太郎には少ないかも。

9太郎:伝えたい気持ちがそんなにないのかな…

―やっぱ「ファン属性」みたいなのあるんですかね。

綾介:ある!ありますね。特徴じゃないですけど、どういう子がつきやすいみたいなのはありますよ。

9太郎:やっぱり例えばTAKAだったら「王子様」みたいな感じで。

綾介:優だったら可愛がってくれるような。息子にしたい弟にしたいみたいな。

―わかる。実家の稼業継がせたくなる雰囲気ある。自転車修理の店とか継いでそう。

 

春斗バカ問題

―やっぱり春斗君がセンターっぽいし一番人気なんですか?

9太郎:春斗君は特典会聞いてるとアレだね。結構いじられてるというか。メンバーがおバカさんいじりしてから。

春斗:そう、結構いじられるんすよ僕。 僕がたまにカッコつけて「かわいいね」とか言うと「マジキモイ」とか言われるんですよ。そういう意味では9太郎に寄ってきたかも。

9太郎:でも春斗君、落ちサビとかでメインボーカルバシっとやると「カッコいい―」ってなるんで、そこのバランスがステキ♪ギャップ萌え? 歌ったらカッコいいけど普段はめちゃくちゃバカ。

―「普段はめちゃくちゃバカ」ってただの悪口だもんな。

9太郎:違いますよ!(笑)

綾介:そういえばこの前学力テストやったんですよ。キューバーズで。

―やっぱり春斗君が?

春斗:正解です!まあ僅差でしたけどね!

綾介:僅差じゃなかったじゃん。平均点地に落としたの誰だよ。

 

最後に

―ではそろそろ終わりの時間になってきましたが、最後になにかありますか?

春斗:「100円もらえちゃうCD」は100円ホントに渡してまで聴いてほしいって思ってるので…だからこっちは大赤字覚悟で…むしろパネルとか作っちゃったんで、余計に予算掛けちゃって。

―他にはインタビューやるんですか?

綾介:ええ、まあちょいちょいやります。

―うわーこの浮気者!

綾介:まあでも今日ここで話しつくしたんで、こんな話はしないです。

(笑)

綾介:いやーでも今日は楽しかったです。

―僕も楽しかったです!また話そうな9太郎!

9太郎:話しましょう♪ プライベートで話しましょ♪

―怖えー!

9太郎:お酒ダメなんで、お茶とか行きましょう♪

―俺がアルコール入ってないとムリ。

 男性アイドルと訊いて身構えて話を伺いに行ったんですけど、練習してライブしてファンが一人でも増えればうれしくて。そういう点ではバンドと大きく変わんないなと思いました。

 違う部分があるとすれば、チェキとかファンミーティングとか。ファンと直接関わる文化はアイドル特有ですよね。

 曲は本当に不要なくらい細部までこだわって作られてますので是非これを機に、100円もらっちゃって聴いてみて確かめてください。

 それでは!

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