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谷澤 千尋

2016/07/16

コラム 記事

バンドマンよ、『拡散希望』じゃねえよ!どうやったら拡散してもらえるか考えよう。

私は『拡散希望』という言葉が嫌いで見かけるたびにイラっとしてしまうのだが、
なんで嫌いかというと、簡単な話で『拡散希望』がついた投稿が自分に関係ないものばかりだからだよ。
個人的には「チケット譲ってください」が一番嫌い。特にこれといって理由があるわけじゃないんだけど、単に虫唾が走るんだよな。
許せるのは「子猫を保護したんで、引き取り手を捜しています。」とかそういう系だな。
子猫、早く良い里親に引き取られろよって思う。これはアリ。みんな、子猫の里親探そうな!

とまあ、私の話はどうでもいいのだけど、実際のところこの『拡散希望』というヤツをあまり好きではない人は多いのではないだろうか。
今回のテーマの「バンドマンの拡散希望」もだけど、「コレ結構好きなんすよ」なんて変態チックなヤツいないよな・・・。

バンドマンの皆様方は特に何かしらの考えがあって『拡散希望』とつけているわけでもないとは思うけど、
みんなにちょっとずつ迷惑を掛けている上にバンドの運営上もあんまり良い結果をもたらさないと思う。

ということでだね、今回はバンドマンの拡散希望をやめるべき理由と、どうすりゃいいのかについて考えていきたいと思うわけですよ。

やめた方がいい理由

・脳内フィルターに弾かれる
ツイッターでもいいし、フェイスブックでもいい、にちゃんねるまとめでもいいし、なんなら今見てるこのサイトでもいいんだけどさ、
みなさんはウェブサイトの広告って目に入りますか?
答えは「ノー」だと思うんだけど、これが俗に言われる脳内フィルターというやつなんですよ。(イエスの人は特殊な人です)
人間というのは恐ろしいもので、日々の生活の中で自分に関係のない情報を無意識に弾くようになってしまっていて、
広告枠が一番わかりやすいんだけど、そもそも目線がそこに行かないんですよね。

で、まあ何が言いたいかわかると思うけど、つまりだ、
『拡散希望』ってついていると広告と同じように脳内フィルターに弾かれる対象になってしまうわけなんですね。
折角拡散してもらえたのに、もったいなくないすか?

・自分の価値を低める
コピペで有名なアレ、
「何のとりえもない、しょうもない男だけど付き合ってください!」って言って
「飲食店がマズイけど食ってください!って言ってるようなもんだぞ、付き合うかボケ!」と返されるアレ。
即ち「拡散希望です!=僕達知名度ないバンドです!」と言っているようなものということ。
ミスチルが拡散希望っていうか?
もしかしたら言ってるかもしれないけど、今話題にしてる「新曲でました!拡散希望!」みたいな文脈では絶対言わないでしょ。

・知らないバンドのライブはいかない
これに関してはライブ告知に限定されてしまうけど、「自主企画やるんで!拡散希望!」ってやってるバンド結構多いんじゃないだろうか。
一度自分の胸に手をあてて考えて欲しいんだが、知らんバンドが「自主企画やります!」って言ってて行くか?って話。
もしかしたら「バンドのことは知ってるけどツイッターはフォローしてない人」まで届くかもしれないけどさ、その人ってフォローするまでもないかってくらいに考えている人だぜ?来ないだろそいつも。

何故拡散されたいかを考えてみよう

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上記が拡散希望をやめたほうが良い理由だったけどさ、
やめた上で建設的に考えていきたいわけだ。

ということで、何故拡散されたいのか。
ココを考えればもっと良いやり方が浮かぶと思うんですよ。

で、何故拡散されたいかの理由をね下っていくと「音源聞いて欲しい」とか「ライブの動員増やしたい」とか
毎回シチュエーションは異なってくるが、最終的には「ファンを増やしたい」コレに行き着くはず。
だってファンになってくれたらアレだぜ?こっちからお願いしないでも勝手に新曲聴いてくれるしライブも来てくれるだぜ?

つまりだ、「拡散希望」ってのは言い方を変えると「バンドへの入り口」になるわけなんだよな。ファンになるまでの最初の一歩。バンドとの出会い、ファーストコンタクトだよ。
そう考えると色々見えてくると思うんだよ。

じゃあライブ告知はバンドの入り口としては相応しくないのはわかるな?
音源聞いてもらいたいならさ、ただURL貼っとくだけじゃなくてもっと冴えた方法があるはず。

コンテンツがあれば勝手に拡散されていく

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コンテンツと聞くと難しく考えるちゃうかもしれないけど、全然その必要はなくてさ、
”コンテンツ”という英単語を直訳すれば「内容物・中身」という意味になるし、この世に溢れるコンテンツも究極はここに行き着く。
つまり中身があること、人にとって有用であるものってことなんだけどさ、
インターネットの特性として、コンテンツがあるものは勝手に拡散されていくんですよ。
自分が面白いなって思ったものっていつの間にかみんな知ってるでしょ?つまりそういうことなんだけどさ。

で、バンドマンにこれを当てはめると、ファンになる可能性のある人たちへ、何かコンテンツ性のあるものを使って自分達の名前を知ってもらうといいんじゃないかってこと。
ココから先は自分達で考えて欲しいところなんだけどさ、考える材料として、
特にツイッターで顕著なんだけど、その場で消費できるコンテンツのほうが拡散されやすいぞ。
簡単な言い方をすればツイートの140文字の中で収まるネタってこと。
かと言ってバンドマンがネタツイートばかりしていてもしょうもないんだけどさ、とにかくそういう傾向があるので参考までに。

自分達を知ってもらうためのコンテンツって!じゃあ実際にどういうのだよ!

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実際にどうすれば良いかといわれると、こうやって書いてるのに申し訳ないのだが、
それがわかりゃあ苦労しねえよ!状態である。

まあでもマジレスするとさ、局所的、単発的なゲリラ的なコンテンツから長期にわたるプロモーション活動と大差ないものまで色々あるわけね。バンドの傾向によって最適解も変わるし。
ということでだな、コレが中々難しいんだけど、パッと思いついたアイデアを書いておこう。

「この前ライブやった時にいたお客さんに一目ぼれしちゃったんだけど、この曲を彼女まで届けたい!」

どうすか・・・?
届けてみたくないすか・・・?
なんかこの曲聴いてみたいし、拡散してみたくならないすか・・・?
このバンドに興味わかないすか・・・?短い中にコンテンツ性もある・・と思うし・・・。
沸かなかったらこれは失敗なんだけど・・・。

まあでも、アレだ上のやつが失敗してるかどうかは置いといてだな、要はこの要領ですわ。これをもっと冴えたやり方でやる感じ。
大事なのは「(コッチから)聞かせる」んじゃなくて「(自分から)聞いてもらう」ことだし、
「(無理やり)名前を知らせる」んじゃなくて「(興味をもって)名前を知られる」ことだっていうことだよ。

と言うことで今回はこの辺りで、また次回の記事でお会いしましょう!
ステイメタル!

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