ベッドルームポップ cokiyu
今回紹介するのは cokiyu 読み方は コキユ・コキュウ
cokiyuは、愛媛出身の女性アーティスト。繊細な音使いに美しいウィスパーボイスが響く。
ausのボーカルとしても知られている。海外での評価も高い。
音大出身ということもあってか、非常に美しい響きを作り出している。
ノイズ系、メルツバウに影響を受け、生楽器と電子音の融合した音楽を作り始める。
美しい楽器の中にノイズ系のシンセが入ることによってお互いの良さを引き出し合っていると私は思う。
さて、楽曲に移ろう。
んー気持ちいい。PVも世界観にグイグイ引き込まれる。
私はこういう世界観のある曲が頗る好きだ。
最近の楽曲は、ニコニコの上位の曲を聴いてもわかるように、良い意味でガチャガチャした音楽だと思う。
対照的に彼女の楽曲は、ギリギリまでそぎ落とした感がある。
大事な予定があるのに、『今日は無理!cokiyu行くから、無理!』と断ってライブを観に行ったことがある。
友人は私を気管支炎か何かだと思ったに違いない。
CDの音源からは想像できないほど音圧があって、体に染み渡る感じがした。
洗練された、キリッとしたイメージを持っていたが、。ほっこりした方だった。
音楽も人柄もとても素敵だった。
オススメはYour Thorn。
デビューアルバムから数年かけて発売された音源だ。デビュー作から、『深化』している。
幻想的なアンビエント・ドローン的な曲もある、アーティストとして進化し、音が深化している。必聴だ。
CDは、新進気鋭のfrauレーベルからCDが出ている。
アーティスト紹介と銘打っているが、このレーベルはヤバい。ほとんど私のツボをついてくる。
レーベルが積極的に『いいじゃん。うちからCD出さない?』と声をかけているに違いない。
誰か私にもCDださない?と声をかけてくれんもんだろうか。