ロック界の奇行師ヒーロー「アルカライダー」って何者??
彼らは、2014年に突如現れた。デビュー一年目にしてアニメの主題歌を担当、そして様々なライブに出演し大勢の人を沸かせ魅了した。また、ある時にはゲリラライブを実行し職質をされていたり、またある時にはロック界の奇行師アルカラのライブをジャックしたりと、何かとお騒がせな彼らこそが...
そう!!アルカライダーなのだ。ばばん!!!
よし、アルカライダーについて説明しよう!
彼らは、地球から約6万光年離れた「アルカランドロス星雲」からやってきたロック界の奇行師ヒーローである。地球人になりすましロック界の奇行師を称して奇術によって人々のハートを射止め続ける極悪音楽奇術集団「アルカラ」を懲らしめるべく地球までそれぞれの愛車にライドンしてやってきた。宇宙の平和を守る正義のヒーロー。
アルカラについて知りたい方は、これを読んでくれ。
そして、これが彼らのデビュー曲「怪盗ミラクル少年ボーイ」だ。
アルカライダー – 「怪盗ミラクル少年ボーイ」
なんだこれは。シュールすぎるしどこかで見たことある人たちだ。誰だろう。
歌いもせずにただ口を開けてバイクをぶいぶい言わせたり、目の前をのろのろと通り過ぎたりやりたい放題のМVだ。こんなにふざけ倒してるのに曲はかっこいいからずるい。
歌詞はこんな感じ。
あ「い」「う」えお祭りばか騒ぎ
「か」きくけコミカルテクニ「カ」ル
さしすせそそくさ忍び足
たちつて「と」ばした今夜の挑戦状なにぬね乗り込め世界地図
はひふへ香港 パリドバイ
まみむめモスクワニュ「ー」ヨーク
やいゆえ YOKOHAMAエルサレムアルカライダー – 「怪盗ミラクル少年ボーイ」歌詞より引用
五十音で遊んでて面白い。場所だったり歴史上の人物の名前が出てきたりとアニメを見ているちびっこたちにも楽しめる曲になっている。さすが、アルカライダー。
ここで、メンバーのシュールすぎるプロフィールを紹介したい。
まず、 イナムライダー (赤)。銀河系どの星の言葉も「独自の念力にて瞬時に理解し通訳し使いこなす」というアビリティをもつ。他のメンバーが言葉が話せないためメンバーの通訳も行っている。相棒はブラックくだけねこ。愛車はミラクルオートバイ。趣味は将棋らしい。嘘だろ。。
タバライドン(緑)。「髪の毛からシャンプーのいい匂いを発する」というアビリティをもつ。宇宙で1,2を争うお酒好き。特に日本のビールが好きらしい。愛車はスケボーボー。好きな食べ物はさくらんぼ。かわいい。推せる。
下上自転車(青)。「自転車のためなら魂を売っても良い」というアビリティをもつ。メガネには特別なレンズが入っていてなんと350km先の新聞の字も読めるという。愛車は→バイスクール←。趣味は味噌汁作りで好きな食べ物は味噌汁。味噌汁尽くしだ。
ヒキーター(黄)。ヒキータだけに「驚異のヒキ」がアビリティである。運だけでここまでやってきたらしい。麻雀が得意でウラドラ界の奇行師という名を欲しいままにしている。愛車は、えこひーきヒキーター。趣味は、ポケットに手を入れること。おちゃめでなんだか憎めないやつだ。
ブラックくだけねこ(ピンク)黒じゃないのか。くだけねこ(白)がおにぎりを食べるとブラックくだけねこになるらしい。そして、ミカンを食べるとくだけねこ(白)に戻る。意味がちょっと分からない。世界観がすごい。しかし、「くだけねこのうた」という曲があるほど、くだけねこは欠かせないキャラクターなのだ。
こんな感じでツッコミどころ満載な感じになっている。下上自転車だけなんで漢字なんだろう。ホームページも凝っているのでぜひ見てほしい。アルカライダー公式サイト
以前、イナムライダーが「振り切るにしても真剣に、遊ぶにしても真剣にやれば伝わるんじゃないかなって。めっちゃダサいやん、ということを面白くかっこ良くやっていきたいです。 」 とめちゃくちゃいかしてることを言っていた。
アルカラにも言えることだが、彼らは本気でふざけて私たちを笑わせてくれる。いつでもどうやったらファンが楽しめるかを第一に考えている最高のエンターテイナーなのだ。
今後、アルカライダーの活動があるのかは不明だが、アルカライダーにはぶっ飛んだヒーローでいてほしい。たくさん楽しませてくれ。
これからも、ゆけ!すすめ!アルカライダー!!