バカテクギターでモテよう!変態ギタリスト列伝!
みなさんこんにちは。
突然だが、みなさんモテたいだろうか?
私はモテたい。
友人が「乃木坂46を一列に並べて(自主規制)したい!!!」と目を輝かせながら語っていたが、素晴らしい野望だと思う。
私にもそういった夢があり、この世に生を受けたからには野望を成就したい、それが人間というものである。
さて、では実際問題どうしたらモテるのか。
最近聞いた話だと、どうやらモテる人間というものは顔面が秀でているとかそういうのではなく、遺伝子的に強いやつなのか、そうでないのかで決まるらしい。
我々人類がまだ猿から新化したばかりの時代であれば、それは体がデカいとかマンモスを沢山狩れるとかそういうので判断されていた。
しかし、今は21世紀。マンモスを沢山狩れるやつがモテるかと言われればそうでもなく、むしろ普通にドン引きされてしまう。
さもなれば世の女性達は何で我々の遺伝子を評価しているのか?
金だよ。今の世の中は金。マンモスより諭吉。
諭吉を沢山集めることができる人間こそ遺伝子的に優れていると判断され、モテる。
悔しいがこれが現実である。
話は変わって我々の現状を考えよう。
我々、音の世界に生きるもの達は何故かどうにもこうにも諭吉とは縁がない生活を強いられやすい。
さてどうしたものだろうか。
そこで今回のテーマ。
そう私は考えたのだよ。
音の民でも遺伝子的に強くみせる方法があるのではないかと。
それは思いのほか簡単で、ほかの音の民よりも優れているのを見せつければいいのではないかと。
思い出してくれ。
我らがアイドル。高速ギター界の貴公子、ハーマン・リ先生を。
彼が一たびギターをかき鳴らし、プールに入水しようものならば、群がる男。筋骨隆々のヒゲたちから黄色い歓声が上がる。
同性にモテる人間は異性からもモテるというし、多分ハーマン・リ先生も多分女性から多分モテモテなんじゃないだろうかメイビー。
ということでこの乱世に響き渡るギターの名手達のなかでもパッと見ヤバさが伝わる猛者たち。
”バカテク”や”変態ギター”の名で呼ばれることが多い我らが師。
今回の記事ではそういった猛者たちを紹介していくので、是非参考にして充実のモテライフを送ってほしい。
アンディ・マッキー先生
Andy McKee - Rylynn
動画のザンギエフのコスプレをしているオジサンが我らがアンディマッキー先生その人。
赤きサイクロンの二つ名で呼ばれる鍛え上げられた筋肉をもってそうなこのオジサン、なんとギターが超上手い。
そのバカテク具合は動画を見てもらえればすぐにわかると思うが、
彼がやばいのは何もバカテクだけじゃない。
初めて見た人はこう思ったことだろう「なんでこのオジサンメタルやってないのかな・・・?」と。
そうです、これが通称”アンディ・ギャップ”。
野獣のような見た目をしながらも、奏でるその音はとても繊細。
これで女なんてイチコロですよ。
素人目にもわかりやすく明らかにギターの様子がおかしいバカテクと、見た目と音楽とのギャップ。ギャップ萌え。
二段構えのモテ術ですよコレが。
マイケル・アンジェロ先生
通称アンジェロ先生。
学士号を持っているらしいのでホントに先生。
見た目から何かただならぬオーラを発しているのでなんとなく察しがついているとは思うが、「Guitar One Magazine」にて世界最速の速弾きテクニックを持つギタリストと称される修羅の世界に生きる男だ。
こちらが彼の必殺技の一つ、通称”アンジェロ・ラッシュ”と呼ばれる技。
ギターテクニックというよりかは、どちらかというと拳法とかそういった類に近い。
このスピード感で全身に張り巡らされた経絡秘孔を突かれたら世紀末覇者拳王でもひとたまりもないだろう。
女なんて一瞬で肉塊に仕立て上げられる。
そして先生、幸いにも腕が二本あるので、そのポテンシャルを最大限に活かすためにギターネックが左右に伸びる伝説の武器、「ダブルアックス」を手にしてしまった。
「ギターとは何か?」哲学的にも思えるようなその問の答えを見つけるため、ギターという概念の外側に飛び出すため、今日も彼は戦うのだ。
そして彼の必殺技中の必殺技、奥義”アンジェロ・マウンテン”が完成する。
アンジェロ先生カッケェ!!
そして飽くなき探求心とエンターテイナーとしての誇りか、ダブルギターの倍、4本ネックがついたギター「クワッド・ギター」まで手に入れてしまう。
戦え!アンジェロ!明日に向かって!
ジョン・ゴム先生
アンジェロ先生の後紹介してしまうとどうしてもインパクト面で不足を感じてしまうかもしれないが、
安心してくれ、ジョンゴム先生も相当イカレてる。
Jon Gomm - Passionflower
彼のギターよく見ると下2弦のペグが改造されている。
天才なのかバカなのか、ペグを回す動作をリフに組み込んでしまっているのだ。
敬意をこめて私は彼を”5点責めのジョンゴム”と呼んでいる。
通常のギター、右手と左手で二点責め、ボーカルで一点、ギターボディを叩くので一点、そしてペグ回しで一点の5点責め。
5点同時責めですよ?姉さん。どうすか?
パット・メセニー先生
普通にジャズギター界の第一人者として有名なパット・メセニー先生。
普通にジャズギタリストとしてめちゃくちゃ良いギターを弾くのだが、どうやらギターという楽器、脳のクリエイティブな部分を刺激するのか、極めれば極めるほど様子がおかしくなっていく。
その極みがこちら。
”ピカソギター”と呼ばれる特注品。
その弦の数なんと、42本。もうよくわかんねえな。
ここまでくると「なんかよくわかんねえけど凄い」以外のコメントがでてこねえ。
いかがだっただろうか
さてさて、いかがだっただろうか。
いまやもう21世紀。
現在では札束で殴り合い、女を奪い合うこの世の中だが、この世にはダンスの上手さでメスを取り合う鳥がいるように、
そのうちギターの奇抜さでメスを奪いあう時代が来ても何ら不思議ではない。
さすればきっと今より平和な時代が訪れるだろう。
ということで今回紹介した猛者たちを参考にして、思う存分モテまくってほしい。
では今回はこのあたりで、
また会うその日まで、ステイメタル!