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最近オレンジレンジの人気が再燃しているらしい。

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 流行っていた当時、どこもかしこも異常なほどにオレンジレンジをヘビーローテーションしまくり、当時好きだった人からそうでない人まで問答無用に脳に叩き込まれた結果、現在の20代30代ならば大体口ずさめるという、国民的懐メロバンドオレンジレンジ。

 どうやら最近人気が再燃してきたらしい。今日Mステでるしな。やばいよ。

 圧倒的な知名度を生かした夏フェスでの盛り上がりや、結成15周年の節目で事務所がやたら気合入れてきたり、去年リリースされたヤバい曲「SUSHI食べたい feat.ソイソース」がジワリジワリとヒットしたり、色々な状況が重なって火が付き、一部界隈では「今オレンジレンジを聴いてないやつは逆に古い」なんていう尖った価値観まで生まれ始めた。

 この妙な流れ、僕の考えでは、近年の邦楽のダンスビートの流行に、いよいよ世間が飽きを感じ始めた人たちがフェスかなんかでオレンジレンジを見て「やっぱりオレンジレンジいいじゃん!」と思ったのが連鎖しまくった結果なのではないかと睨んでいる。

さて、このまま波に乗って本格的に第2次オレンジレンジブームがやってきてしまうのか。滑舌が悪いせいでカラオケでオレンジレンジが歌えず惨めな思いをした僕みたいな子がまた生まれてしまうのか。

 今回はそんなオレンジレンジについて書いていきたいと思う。


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改めて落ち着いて聴いたけど、天才じゃねえかコレ

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 さて、オレンジレンジの人気が再燃しているということで、その波は僕のところまで届いてきており、現在僕はタンスの奥から昔買ったオレンジレンジのアルバムを何枚か引っ張り出して聞きながら書いている次第だ。

 古いCDを一斉にブックオフに売り払った際に、オレンジレンジのCDだけは異様なオーラを発しているように見え、売らずにおいておいたのだが、今その勘を信じてよかったと思っている。

 で、改めて落ち着いて久々にマジマジとオレンジレンジの曲に耳を傾けたワケなのだが、もしかして彼ら天才だったんじゃないのか?と思っている次第である。

 


ORANGE RANGE - ロコローション

 まずは大ヒット曲であり彼らの代表曲の一つ「ロコローション」

 オレンジレンジの曲は今更敢えて取り立てるまでもないほどにパクリだらけだが、その中でも原曲の権利者がキレて、カバー曲扱いになったという、なんとも香ばしいエピソードを持つ一曲。

 改めて聞いていかがですかみなさん?僕は天才だと思いました。

 まず原曲の「ロコモーション」をネタに曲を作ろうという発想、しかも一文字変えて「ロコローション」って完全に感性がブッとんでる。それは言わないお約束みたいになってるけどバカすぎる。

 やたら売れていたのに加えて彼らのチャラチャラした態度がアンチの心に火をつけて、パクリで金を稼ぐ罪人みたいな扱いをされていたけれど、今になって改めて聞いてみれば、当時の中高生は60年代に発表されたオールディーズの元ネタを知るはずもなく、原曲の知名度を使ったワケでもなく、むしろそんな扱いづらいテーマを使って若者の心を掴むキャッチーな曲に仕上げてしまったというのは普通に凄い。

 逆に最初からカバーとしてリリースされていたら、大胆なアレンジをした上にヒットまでかましたという、稀にしかみることのできない大成功したカバー曲の事例として記録されたのではないだろうかと思う。

 

 あと個人的に天才だと思ったのが歌詞。

 いやだって、サビが「アッア~!なんかいい感じ~!」だぜ?当時彼らはまだ10代だったけれど、それでも冷静になって不安になったりしなかったのだろうか・・・。数曲ヒットをかました後、今後のバンドの進退を左右する重要なシングルのサビの歌詞だぜ?

 結果からみれば大成功だったけども、この恐れるものを知らないセンスはマジでやばい。

 

キャッチーの才能がやばい

 先ほど書いた「ロコローション」だけでなく流行っていた当時の曲を聞くと、どれもとんでもなくキャッチーだし、オレンジレンジは売れるべくして売れたのかと思う。

 しかしアレだ。当時の曲は売れまくっていた彼らの勢いに乗っていただけとか、若いからこその柔軟な発想やら、僕の思い出補正やらなんやらが関わっている可能性がある。

 当時の曲だけを聞いて「やっぱ彼らは天才だ」というのはちょっと危険ではないのか・・・。
 


ORANGE RANGE - SUSHI食べたい feat. ソイソース

 ということで冒頭にも出た、最近リリースされたヤバい曲、「SUSHI食べたい feat. ソイソース」も改めて聞いていただきたい。

 どうですかね、みなさん?僕は天才だと思いました。これは本物っすよ。

 MV制作のAC部もあったり若干group_inouのパクリっぽいような、そうでないような気もするが、まあオレンジレンジ基準でいけば相当オリジナリティは高い方だろう。パクリかパクリじゃないかは、もうこの際放っておきたい。

 僕がヤバいと思うのはまたしてもだがその異常なまでのキャッチーさ。

 もはやファッションでいえばパリコレ並みに一般人には理解しがたい、最果てのような曲調をしているにも関わらず、超口ずさめるし、「SUSHI食べたいッ!」が脳に焼き付いて離れない。この期に及んでこのキャッチーさ。

 この曲を聞くまで僕の寿司を食いたいときの脳内BGMはシブがき隊の「スシ食いねェ!」だったのだが、この曲を聴いて以来、脳内BGMがオレンジレンジに乗っ取られた。

 

 オレンジレンジを褒めてると、昔の同級生を思い出して「当時はなんかいさかいがあったけど、今思えばアイツいいやつだったな」と言ってるみたいになって、なんか気恥ずかしくなってしまうけれど、やっぱり普通にスゲエと思う。

 

今後、懐メロ以上になるだろうか?

 オレンジレンジの人気が再燃してきたとはいえ、現在の状況は「久しぶりに聴いてみたらスゲエよかった」という懐メロ勢に、「健康な時も病の時も富める時も貧しい時も良い時も悪い時もオレンジレンジを支えてきた根強いファン層」要はオレンジレンジガチ勢に、「流行っていた当時を知らないけど、なんかの拍子にオレンジレンジを聞いてハマった」ニュージェネレーション勢が組み合わさってちょっとしたブームのようになっているといった具合だ。

 さてこの勢いは来年の夏まで続くのだろうか。ひと夏のブームで終わってしまうのか。

 ツイッターなんかをみると予想以上に若いファンが多いのに加えて、来年には武道館のライブが決まっていたりと、マジで本格的な再ブレイクがくるかもしれない。

 今後どうなるのか正直僕には見通しがつかないのだが、一つだけ確かなことがある。

 「久しぶりにオレンジレンジ聴くとメチャクチャグッとくる」これだけは確かだ。

 では今回の記事はこのあたりで。

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