落ち込んでどうしようもない日に聴きたい音楽 5つ。
どうにも上手くいかず、気分が落ち込んでどうにも浮かんでこない。
人間ならば誰にだってそういう日はあるはず。
そんな日は何をやっても大概が裏目だし、気を晴らすにも遊ぶ気力すら湧いてこないもので
いっそ諦め早々に切り上げ、布団の中で音楽でも聴くのが何よりの慰めになったりする。
というわけで今日はそんな落ち込んでどうしようもない日に聴くのにピッタリな曲をいくつかまとめて紹介したいと思う。
どうしても気持ちが鬱屈としてしまう日の助けになれば幸いだ。
By This River
アンビエントの先駆者Brian Enoの一曲。
彼を代表する曲の一つだがアンビエントや芸術音楽の色は薄く、歌とキーボードのシンプルな構成。
Through the day, as if on an ocean
Waiting here always failing to remember
Why we came, came, came
I wonder why we came?
あえて和訳は置かないが、悲観するでもなく淡々と手詰まりを訴えるような歌詞も印象的。
ちなみにイーノ氏、楽曲の幅がやたら広いのでこの曲調を期待してアルバムを買うと肩透かしを食らうこと請け合い。
オススメはThursday Afternoon、収録曲は一曲のみの60分。気になれば是非。
E.G. Records (1990-08-31)
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Sleeping in
イチオシのバンド、The Radio dept.の2nd、Pet Griefから
そのまま眠りに誘われてしまいそうな一曲。
このアルバム、良い意味で収録楽曲全体の雰囲気が似ている。
全体の流れを意識して一貫した曲調で通しているような印象だ。
この楽曲に癒されるのであればPet Griefはあなたにとって間違いないアルバムだ。
是非手に取ってみて欲しい。
Green Grass Of Tunnel
同じく北欧から、mumを
バンド名の由来はmumというアルファベットの並びを、二頭の像が鼻を合わせているように見たてて、らしい。
どんなひどい目にあってもmumの曲を聴いて寝込んでしまえば何もかもどうでもよくなる。
この楽曲はアルバムの2曲目に収録されているのだが、その前に置かれている導入トラックからGreen Grass Of Tunnel、そして続くWe Have a Map of the Pianoまでの流れがとても素敵。文句なしの名盤なので是非。
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Gymnopedie
クラシックをまったく通っていない僕もあなたもきっとご存じのこの曲。
曲名を知らずに「いい曲だなぁ」と聴いていたという人も多いのではないだろうか。
気が滅入る時はいっそこういう楽曲を聴いて滅入り尽くすのもいいだろう。
Take Me Somewhere nice
ポストロックバンドのMogwaiの一曲
轟音シューゲのようなイメージの強いモグワイだが、エレクトロを主体とし始めた三枚目以降を代表する一曲。
曲の中盤から入ってくる低いウィスパーボイスがいやに優しい。
カーテンを閉めて暗い部屋でこの曲を聴けば、きっとタイトル通り別世界へ連れていってくれるだろう。
現実逃避にはもってこいの一曲だ。
いかがだっただろうか
少しは気持ちも落ち着いただろうか。
紹介したい楽曲はまだまだ尽きないが今回はこのへんにしておこう。
次回は邦楽も合わせていろいろと紹介して行けたらなと思う。
それではまた次の記事で。
Labrador (2008-06-04)
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