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2015/09/07

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ブチギレてるあなたに、怒りのロック5選

いつも何かしらに怒っているインターネットヤクザのみなさん。こんにちは。

インターネットの闇を覗き込めば
政治にキレ、学校教育にキレ、イケメン俳優にキレ、日本人温厚説はまったくのウソだと思っている次第だ。

最近だと、ゲスの極み乙女に関する記事を見てくれた方から
「は?ゲス極さいこーだし。この石左ってやつの住所特定して地元最恐のヤンキーやってる高校の先輩にボコボコにしてもらうし?は?」
ぐらいの温度で命を狙われている。たすけて。

というわけで今回は、はてな民、ヤフコメ民のみなさんが皇居に自爆テロをしない為にも
また、僕が"地元最恐のヤンキーやってる高校の先輩"に殺されない為にも
みなさんには是非、音楽に怒りを代弁して解消してもらおう、と思う。

と、言うわけでさっそく行ってみよう。

 

友川カズキ

さっそくイチオシ。
怒りの表現はアーティストにより様々だが、友川カズキのそれは直球、まさに怒りの化身と言ったような形相。

つい先日も知人に
「Perfumeの のっちって、整形らしいね。」
と言われ
(はああああ?事実無根だし?仮にそうだとしてもお前にはユーゴスラビアの治安よりも関係のないことだろおおお?ぽおおおおお?)
と思わず懐に忍ばせた暗器に手を伸ばしかけたが、友川カズキのお蔭でその場は堪えることができた。

ちなみにこんな感じの楽曲が多い友川カズキだが、私生活では下ネタ大好き、人間味あふれるお茶目な壮年だ。
ドキュメンタリー映画も公開しているので、気になった方は是非見てみてはいかがだろうか。

 

FUGAZI

ハードコアからは彼を
NO SEX! NO DRUG!というロックに一石を投じる禁欲姿勢と、徹底した反商業主義、後世に多大な影響を与えた音楽性、と一部のファンから圧倒的な支持を得ているFUGAZI。
緩急の強いサウンドで理性的にキレている。
怒ったついでにインディー、ポストハードコアに手を伸ばすのもいいだろうか。

 

サンボマスター

どの角度から切り取っても、冴えない青年であるVo山口が叫ぶ様には真に迫るものがある。
整ったビジュアルの男が歌えない怒りがサンボマスターの売りだ。

余談だがサンボマスターのファン層は本当に民度が高い。
ドンキホーテで流したらきっと下手な罰則強化より犯罪率の減少に直結すると思っている。
是非学校教育にも取り入れて欲しい。ビバサンボマスター。

 

System Of A Down

ミクスチャーやメタルは怒っているバンドが多いが、今回はSOTDを。
半音で移動する邪悪なリフがあなたの怒りを加速させてくれるだろう。

こんなルックスだが歌詞の内容は意外と哲学的、内省的。
ネガティブなメタラーは是非、彼らを。

 

Rage Against The Machine

最後は彼ら、Rage Against The Machine。
バンド名から怒っている。
彼らに関してはバンドと言うよりも、もうむしろ反政府ゲリラと捉えた方が正しいんじゃないだろうか。

ちなみにキャップと半裸がトレードマークのギタリスト、トム・モレロはハーバード大学を主席で卒業というギャグのような学歴。
知的に怒りたい人は、是非レイジを聴いて溜飲を下げよう。

 

いかがだっただろうか

今回はこのチョイスに落ち着いたが、紹介しきれなかったバンドが多々ある。
ロックはそもそも体制に対する怒りがどーたらと言うし、怒っているからバンドやっている。という人も少なくない。

ちなみに僕は今、バイト先から電話があり
「この間入ったあいつ、バックれたから14連勤な」
と言われた次第であり怒っている、というか泣いている。

そんなわけでこんなバンドもあるよ!という人は是非Twitterかなにかで教えてくれるとうれしい。泣きながら聴く。

それではまた!

Rage Against the Machine
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