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谷澤 千尋

2015/09/21

記事

ポップスとはなんだろう?赤い公園

こんにちは。

赤い公園と言うバンド、私は2012年にリリースされたミニアルバム「透明なのか黒なのか」で彼女らを知ることになったのだが、あのときの衝撃ときたら今でもよく覚えている。
十代ぐらいの女の子のガールズバンドと聞いて、それっぽいのを期待して聞いたのだが、完全にやられた。

難解、奇を衒ったように聴こえながらも、気づいたら口ずさんでしまっているほどにポップ。

だが意外にも、TVドラマの主題歌に使われたり、世間に浸透している模様。
サブカルとは無縁の純粋無垢な女の子が赤い公園を聞いていて驚いたし、あまつさえ、うちの親父まで赤い公園を聴いてホクホクとしてやがった!

平井堅のPOP STARをカバーしたりしてるし、やっぱりポップなんだよな彼女ら・・・
ポップとはなんだろう?

基本カオスだけど、歌メロはポップ・・・なのか!?

よし、じゃああんまり赤い公園聴いたことないよ!って人は下の曲を聴いてくれ!
とりあえずイントロだけでもいいから・・・

 

赤い公園 - ひつじ屋さん

!!!!!!

これはやばいんじゃないのか。
イントロから思いっきり不協和音かと思ったら変拍子的な変態的な拍取りをぶちかましている。
歌もちょくちょく不協和になる音を選んできてるし、完全に闇が深いタイプの音楽である。

ちなみに、youtubeでは途中までしか聴けないが、実際にはその後にもっとぶっ飛んだカオス展開が待っている。

また彼女のらのルックスとのギャップも特筆すべきだろう。
完全に普通の女子大生である。どっかの大学に放り込んだら派遣のバイトとかについてついてくっちゃべり始めそうだ。
どうでもいいけど、私はベースの子が好みだ。なんかリアルさがある。

 


赤い公園 - ランドリー

確かに彼女のらの音楽にはポップさを感じることができる。
だが、いわゆる一般的なポップさの感覚では図れなさそうだ。

さあ、ポップだという体で記事を書き始めたが、なんだかんだ落ち着いて聴いてみると本当にポップなのだろうか不安になってきた。
だが、やっぱりポップであると思うんだような。

 

カオスさが歌のポップさを引き立てているのか!?

スイカに塩を掛けると甘さが引き立つように。
メロンと生ハムをあわせると甘さが引き立つように、
ポップにカオスをこれでもかと振り掛ければポップさが引き立つのではないだろうか。

 

赤い公園 - 今更

よくよく考えてみればこの方法論、以前からあったかもしれない。
例えばメタルコアではメロで思いっきりデス声で歌って、サビでクリーンボイスできれいなメロディを乗せるというのは割りとよくある。
私が大好きなシューゲイザーというジャンルもそうだ、ギャーギャーうるさいギターに優しくてポップなボーカルを乗せる。

ポップとカオスの配合具合、
スレスレのラインでポップに聴かせる。

そのセンスこそが彼女らの才能であり、最大の魅力なんじゃないだろうか。


 

また別の観点から考えると、

彼女らの音楽が好きなので言うのがはばかるが、若干この記事「ゲスの極み乙女。を見てると”宣伝したら何でも売れるんだな。”と思います。」のように、宣伝すれば売れてしまうという点もあると思う。
メジャーレーベルからタイアップなどでごり押しすればある程度は売れるだろうという寸法だ。

良くも悪くも、相対性理論あたりが切り開いた「不思議系ポップス」という音楽界隈に思いっきり放り投げればこうなるのも、違和感がない。

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