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ワンピース並みの大所帯バンド、Special Favorite Music

 歳をとるに連れて苦手なものが減って行く中でどうしても克服出来ないものがある。パクチーと男女仲良しグループだ。共通点がある。青くさい。あ〜くせぇくせぇ。小学生の頃とかその辺に生えてる草を食べたことないですか?パクチー、マジであれの味がしません?僕からしたら男女仲良しグループも感覚は一緒。公園に生えてる雑草だろあんなの。120%の僻みだ。だったら僕は手入れされていない植木鉢の端っこに生い茂るアレ。どうか公園まで連れて行って欲しい。どうせならガキに食われたい。

 

 Apple Musicで音楽を漁るようになってから、音源だけで満足してMVを観なくなった。何かのタイミングで「このバンド、音源は良かったけど映像を見るのは初めてだな」と思い再生して観た。

 

 留まることを知らないリア充感。幸せたっぷりな大学のサークル感。視覚からの情報のみで一瞬嫌いになりかけたバンド「Special Favorite Music」を紹介したい。バンド名からネガティヴを1ミリも感じないのもポイント。特別、お気に入り、音楽。何となくイメージしてから聴いてみてください。

 

 

 人多すぎじゃない?ゴールデンウィークの竹下通りかよ。スマホ画面の中で大渋滞してる。

 こんな人数で固まってたら昼休み迂闊に席を立てない。トイレから帰ってきたら僕のイスにこいつらの誰かが座ってそう。でもみんな良い人だから戻ってきた僕を見てさりげなくイスを返してくれそう。やめろ!その優しさが辛いつってんだろ!!マジで何の話だ?

 

 大阪を拠点にした男7人、女2人の9人。サックスとバイオリンが居る編成だ。バンドって3〜5人くらいまでが主流だけど、流石に多い。

 4人編成でもスタジオ入るタイミングが合わせられなかったり、音楽への熱量に差があったり、単純に人間関係で崩れるバンドを大量に見ているせいか、協調性を気にしてしまう。奴ら、鬼ですよ。協調性の鬼。僕が1番持ち合わせてないものじゃん。就職しろ。それか田舎に帰れ。

 どんなノリで人数が増えたのか気になる。インタビューでアルバムタイトルの意味を聞く前にそこを聞いて欲しい。ルフィみたいな奴がいて仲間を増やし続けていて欲しい。

 

 そのくらい大所帯ではあるが音もキチンとまとまっているし、人数多いのに落ち着きがある。その音いらなくね?みたいなのが無い。各パートを無理矢理詰め込んでいない曲作りに多少なりともセンスを感じる。良いシティポップだな〜くらいの感想だったのだが。

 

 だが、youtubeのコメント欄がマジで辛辣。

 

「Awesome City Clubでよくね」
「Lucky Tapesのパクリ」
「またこんなの(笑)」

 

 仕方ないといえば仕方ない。シティポップブームが到来からというもの、ラジオも雑誌もシティポップの切り売り。薬局でもシティポップ。古着屋でもシティポップ。居酒屋の有線ですらシティポップ。90〜00年代J-POPの有線流してる居酒屋しか信用出来ない。

 何気に流れてくるシティポップのせいで僕らの身体が慣れてしまっている。終いにはコメント欄でMVに出てくる車にまで文句を言う始末。ハイエースじゃなくてレトロな洒落た車使えよって。待て、おまえ何者だ?

 

 しかし、このMVの公開から4ヶ月後に公開されたMVを見てほしい。

 

シティポップ脱出

 あれ?教育番組に楽曲提供でもしたの?男どこいった?全然こっちの方が好み。というか、前の曲は良くも悪くもシティポップ過ぎた。4ヶ月でこの変貌。墜落事故を救ったパイロットも驚きの軌道修正。キャッチーで口ずさみたくなる歌メロ。どことなく懐かしさ感じませんか?

 しつこいくらいサビを繰り返すけどそんなにくどくない。前の曲よりバンド名っぽい音楽やってるように思いますよ。辛辣なコメント書いてた連中も綺麗さっぱりどこかに消えてる。

 

 ともかくシティポップの枠から脱出する事に成功したみたいで何よりです。本人達もシティポップという意識で音楽をやってない。って言ってるし。

 

 色んなところで名前をみるバンドでもあります。たまにはネガティヴ感のない音楽で耳を休めても良いのではないでしょうか。僕は音源だけ聴きます。それでは。

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