BASEMENT-TIMES

読める音楽ウェブマガジン

ホーム
アバウト
人気記事
月別索引
オススメ記事

2015/09/07

記事

すげえうるせえオタク見つけた。すらぷるため

話題が自分の興味の範疇に入ると途端に早口になり、聴いてもない事を嬉々として喋り出す人種、オタク。

人気アニメの二期放映が決定すれば狂喜乱舞し、人気声優が結婚すれば「裏切られた!!」と泣き喚く。
自分の好きなものに全力。己が人生を投じて愛に生きる現代のサムライだ。

オタクは往々にしてうるさいものだが、常軌を逸してうるさいオタクを見つけたのでここに紹介したい。

HBB初代日本王者、すらぷるためだ。

オタクビートボックス

「今回はサウンドロップ、萌えツー」
真顔だ。心が強い。

こんなにHBBが上手いのに何が彼をこうさせるのだろうか。
オタク feat. ハードコアテクノ、オタクに技術を与えるといつもこうだ。

上手いの勿論だが、恐るべきはその引き出し。
ハウスからハードコア、しまいにはガバのような歪んだキックまで再現している。ただの口だぞ…
そっちの音楽への造詣の深さを端々に感じる。

 

ブレない

コーンロウやスキンヘッドにキャップ、金ネックレスに鼻ピアスといったようなガチガチのBボーイひしめくHBBの日本大会に、短髪黒髪メガネにスーツで「あ、会社帰りにちょっと寄ってみました」ぐらいの風貌で参加、そして最終選考まで残っている。

恐いお兄さんに睨まれても全く臆することなく堂々たるビートボックスっぷり。
こんなの見たら応援したくなってしまうだろう。

 

HBB界


なんだかんだサマソニなんかにも出ちゃったりして、長くヒューマンビートボックス界で頑張っているすらぷるため。

ヒューマンビートボックスと言えばヒカキンが日本では一番有名で、海外でも活躍するビートボクサー大地と二大巨塔を張っているが、僕は是非彼、すらぷるためを応援していきたい。彼のような才能を応援するためにこのサイトを始めたといっても過言ではない。

彼を知ってもらうために"オタク"という呼称を借りたが、オタク企画なのはサウンドロップの動画くらいなもので「セミとコラボ」「猫とバトル」など手広いジャンルの動画を投稿している。ヒューマンビートボックス講座もやっているので口がヒマで仕方ないという人はやってみたらいかがだろうか、酒宴の席なんかではギターなんかよりよっぽど役立つぞ。

最後は最近一番笑った「嫌だ、千欲しい2015」でお別れしよう。

すらぷるため氏のツイッター
動画集

JAPAN BEATBOX CHAMPIONSHIP 2010 [DVD]
Release Rush (2011-04-15)
売り上げランキング: 89,964
オススメ記事

記事検索

オススメ記事