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2016/01/22

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KANA-BOONの勝ち、君の負け

勝ちってなにに?
今スマホかパソコン覗き込んで「最近の音楽シーンはクソ」とかのたまってる
自称音楽通か、売れないバンドマン崩れフリーター5年目の君にだ
完膚なきまで君の完全敗北だ、泣け

ただの売れ線バンド


「はぁー?どう考えてもあんなんただの売れ線音楽でしょー?あんなバンドばっかでしょー最近ー?」
一理ある、地方のライブハウスに行けば似たバンドもいるだろう
飛び出た独自性や捻り、試験的な試みはかなり少ないと言っていい
ルックスも売れ線バンドマンのテンプレートのようだ
しかし一点だけ突出した部分がある
そう徹底した売れ線ド真ん中

前述のとおり徹底している。"バンドマン"と想像した時、サブカル女子たちの脳内に浮かび上がるのは彼らのような人たちだろう
KANA-BOONは売れ線の鬼だ、一点のスキもない。ほかの奴にマネできるレベルをとっくに超えている。

具体的になにが売れ線なのか

もう説明が面倒なほど全部だ、今画面の前でチクショウ!と泣いている売れないバンドマンの君には言わなくても嫌という程わかるだろう

男女の恋愛関係の機微を歌った乙女心ぶち抜きの歌詞
売れ線バンド市場は女性客の割合が他と比べかなり多く、ちゃーんと市場に向けた言葉を選んで放っている

そしてバスドラム4つ打ちハイハット裏打ちのダンスビートと呼ばれるドラムパターン
楽器をやらない人の為にふんわり説明すると「ドンツーパンツードンツーパンツー」という奴
というか彼らの曲がほとんどそうだからそれのことだ
僕はこれを「卑怯ドラム」と呼んでいる。なぜかというとどうやってもかっこよくキャッチーになるからだ
伝わるかギリッギリの話だが、調味料で言えばウェイパーみたいなものだ、そんなもん入れたら美味くなるにきまってんだろ!とウェイパーみたいなドラム、繰り返す、「卑怯ドラム」

あとフレーズをとにかく繰り返す
他の記事にも書いてあるが、とにかく繰り返しまくるのだ


これだけ繰り返されると否応にもおぼえてしまう

以上が売れ線バンドあるあるだ
最近売れているバンドは必ずと言っていいほどどれかに当てはまるが
KANA-BOONの場合完璧にこなしている上にメロディーも天才的にキャッチー
ここまでくると「ただの売れ線バンド」だなんてセリフは
彼らのセールスとキャッチーさの前では負け犬の遠吠えでしかない

音楽の良し悪しなんて具体性のない物は置いておき
とにかく売れる音楽である
成功した者勝ちの世の中だ、KANA-BOONの勝ちだ

 

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