アーティスト先生 杉原一平
偉大なクラシック作品や民族音楽に混ぜて、時々僕の曲も聞かせたりしてます。「これ今度作ったんだけど、どう?」とか言って。結構生徒も反応してくれます。
福井県で音楽の高校教師として教鞭をとる傍ら、世の表現者たちに楽曲を提供する杉原一平。
こんな先生がいたら私はきっと違った人生を歩んでいたと思う。
最近好きな音楽について語りたい衝動が止められず、長文コラムが多かったが、
千の言葉を用いて音楽を説明されようとも、聴いて感じたことが全てだと思う。
紹介は、長く書く必要なんてないのかもしれないな。
彼のピアノを聴くため、福井まで行ってきた。
朗読に即興でピアノを奏でていく彼は紛れもなくアーティストだった。
とても美しいメロディだった。即興で紡ぎ出される音楽は、なんというか練りに練った楽曲とは違う感動がある。
彼はファッションブランド、ANREALAGEのファッションショーでもピアノを弾いている。
ブランドもオススメである。もはやなんの紹介かわからなくなってきたぞ。
AN・REAL・AGEを繋げた造語“日常、非日常、時代”を意味し、
日常、非日常、時代”移りゆく時代の中で、日常見過ごされてしまうようなことに価値を置いた服を展開する。神は細部に宿ると信じ、過度にディテールにこだわったものづくりを追求しているそうだ。
なんとこのブランドANREALAGEから、これまでのショーで使われた音楽をピアノで弾いた「ANREALAGE SOUND‐遥か晴る‐」が出ている。
私はピアノが弾けないので正直よくわからんが、とても気持ちがいい。
日頃、分析しろ分析しろと言っているが、たまには素直にいいなぁ。と思うことも必要だと思う。
是非CDを買ってほしい。
ファッションブランドから出ているだけあってCDケースの背表紙部分の柄が一枚一枚違う工夫がされている。おしゃんてぃである。
女の子にプレゼントしてもいいだろう。
疲れた自分にプレゼントしてもいいだろう。
オススメの一枚だ。