今すぐハゲろ!かっこいいハゲ野郎5選
私事で大変恐縮だが、先日美容院に髪を切りにいった。
ショートカットに、という注文を出すと「この暑い時期は男女問わず皆さん短くされますねー。」という会話になった。
大体そんなもんか、と思って適当に話をしていたのだが、美容師のお姉さん曰くそんな暑い中でも髪を短くしない弟だかの話が出た。
「海外のロックだか、メタルだかのミュージシャンに憧れて、とか言って髪を切りにいかないんですよー。」
なんという理由だ。と思ったが、その理由なら憧れたくなる海外のかっこいいハゲ野郎を紹介すればいいのではないだろうか?
この流れで、そのミュージシャン崩れも泣いて喜びながら剃るだろう。そうだ、暑苦しいからハゲろ。
Flea(Red Hot Chili Peppers)
憧れの、というところで超大物でスタートしてみた。
説明不要のスーパースター。世界中のベースキッズの憧れ、Fleaである。
近年は少し髪の毛が伸びると、白髪が少し目立つようになってきたが。
髪だけでなく、バンドの変態性を現すように被服率も低く、少し画像や動画のチョイスを間違えるといろいろとOUTである。
比較的被服率が高いこの頃の写真でも、短髪がなかなか様になっている。
ベースプレイはここで紹介する必要はないだろう。世界を変えたベーシストの一人である。
Shavo Odadjian(System of a Down)
アルメニアンコミュニティから生み出された傑物にして、オルタナティヴロックとヘヴィメタルと民族主義の融和の先にある一つのゴールSystem of a Down。そんなバンドを支えるベーシストShavo Odadjianも例に漏れずハゲである。
濃いバンドのMVでも、そのビジュアルは目立つ。そして他のメンバーの髪の毛が好き放題やっている中、髭だけで顔面の毛髪を構成するイイ男だ。
バンド自身は頭髪はともかく被服率の高さと相成って、その音楽的変態性が逆に強調されているようにも思う。
Shavo自身はといえばいつも変わらぬビジュアルだが、彼がベースであることでそのビジュアルの安定感がそのままバンド音楽の安定性にも繋がっているのかもしれない。ハゲは安定性があるのだ。
Nick Oliveri(Kyuss, Queens of the Stone Age)
トリップ感とグルーヴ感を重視するジャンルであるストーナーロックの伝説Kyussや、そのKyuss解散後にバンドの中心人物であったJosh Hommeが結成したQueens of the Stone AgeでもプレイしていたベーシストNick Oliveriは特に後者においてバンドのビジュアル面での貢献が大きい。
なお健全なサイト運営上、紹介画像は被服率は控えめなものにしている。揃いも揃ってなぜそこまで脱ぐのか誰か教えてくれ。
写真撮影時ちょっと気の抜けた表情をしてしまっていても、元来持つビジュアル面がカバーしている。チャーミングに笑おうが目立つのだ。
こちらのMVでも、すぐにメンバーを認識できるところでハゲの良さが現れている。特に何か魅せるようなことはしていないのだが。
Ryan Martinie(Mudvayne)
初期の悪魔的なメイクなどの強烈なアートワーク。そして、複雑かつヘヴィな展開が魅力のバンドMudvayneにあって、ビジュアル面・音楽面の両面でその方向性を強烈にプッシュする超絶プレーヤーRyan Martinie。彼は常につるっぱげというほどではないが、短髪である時が多い。
上記のプレーヤー達と同様に低めの被服率などのベーシスト的な基本も押さえている。さすがに上しか脱がないが。
そして、初期の代表曲のMVから彼のみにスポットライトを当てたこの動画は、彼の魅力そしてバンドの魅力が沢山詰まっている。
なお、これでもジャズ出身である。ハゲは関係ないが。
Krist Novoselic(Nirvana)
髪を捨て、街へ出よ!
いかがだっただろうか。ここでは数多いるカッコイイハゲの一端を紹介したにすぎない。
若干国と楽器が偏った気がするが気のせいだ。君も頭がうずうずしてきたことだろう。さぁ、今すぐバリカンを手にとるんだ。
ハゲるのに季節は関係ない。剃れ。
よろしくな!