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2015/09/07

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メロコア嫌いにオススメしたいメロコア Hüsker Dü

90年代中盤にオフスプリング、グリーン・デイといったバンドが大ヒットしたことによって一気に流行し、現在の邦ロック界においても絶大な人気を誇るメロコア。
そのスポーティーで明るい音が少々苦手な方にオススメしたいバンドがHüsker Düだ。

お互いラモーンズのファンだったことがきっかけで仲良くなったボブ・モウルド(ギター)とグラン・ハート(ドラム)を中心に79年に結成。
初期の彼らは、ツービートを中心とした速いテンポで曲も短い、典型的なハードコア・パンクをひたすら演奏していたが、83年にリリースしたEP"Metal Circus"(ブラック・フラッグのメンバーが運営していた名門インディー・レーベル、SSTに移籍してリリース)以降からメロディを重視した曲作りに方向転換しはじめ、次第にハードコア・パンクの枠から脱却していき、88年に解散するまでに独自のサウンドを確立していった。

後進のバンドに影響を与えた中期〜後期の彼らのサウンドの特徴は、ノイズがかった音のギターと、ボブとグランのふたりが競うようにして書き上げていった卓越したメロディ。
これが当時のハードコア/インディー・シーンの中では異色な作風で、他のメロコア・バンドとは一味違う渋さを醸し出している。

 

またサウンド面以外でも、ハードコア・バンドとしては初の試みだった2枚組LPのコンセプト・アルバムをリリースしたり、アメリカのインディー・シーンから初めてメジャー・レーベルと契約したバンドとしても評価されたりしている。

日本では知名度がイマイチ低いバンドだが、後進のメロコア勢はもちろん、ピクシーズやニルヴァーナ、ダイナソーJr.などからマイブラといった90年代を牽引した多くのバンドが影響を公言しており、まさにミュージシャンズ・ミュージシャンといったところか。
ちなみに、日本のバンドではナンバー・ガールが'Pixie Dü'という興味深いタイトルの曲を残していたりする。

最後はグリーン・デイもカバーした後期の大名曲を。

 

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