世界一のイケメンギタリスト。ハーマン・リ
みてますか?ギタリスト。
バンドをやっていると自分のパートに目が行くものだが、そうでない人はやっぱりボーカルばかり見てしまいがち。まぁ主役はボーカル、というのは演者側も暗黙の了解としてまかり通っているのでバンド側も重々理解した上で曲を引き立てるべく各々の楽器に尽力するわけだ。が、4ピースバンドにおいてボーカルしか見ていない、という状況はトンカツ定食のカツだけ食べてキャベツとか味噌汁とかご飯とかを食べない。そんなもったいなさ、歪さが、ある。
そんなわけでバンドにおいて味噌汁、あるいはご飯ポジションであるギター、たまにはこいつにもスポットを当ててやりたい。そう考えたときに誰を引き合いに出せばみなさんが今後最もギターに関心を持てるようになるか。考えたワケだ。
国内ならChar、Miyavi、アベフトシ、今剛、ROLLY、よっしー、高中正義、Tomo Fujita、挙げればキリがない、海外、故人含めればもっとだ。オールドのロックにおいてはギターは花形も花形であり名手・伝説の呼ばれを受けるプレイヤーは鳥取県の人口よりも多い。
上記の、またはそれ以外のギタリストもコク深い味わいを持つ人ばかり。だが今回はやっぱりハーマン、ハーマン・リ先生をピックアップしたい。世界一イケメンのギタリストだ。ギタリストの深淵、とくと見よ。
俺たちの大正義、クサメタルの原点にして頂点、ドラゴンフォースのギタリストその人こそがハーマン先生だ。プリンスオブクサメタル、こんなにボス戦みたいなギターを弾ける人間そういないぜ。
これだけ見ただけじゃ「普通にメタラーじゃん」で話が終わってしまいそうだが、ハーマン先生の良さはこれだけじゃ語り切れない。そうだな、これを見てくれ。
Cawaii!!ハーマン先生がプールに入水した瞬間、筋骨隆々のヒゲたちから黄色い歓声が上がる。メタルを知らない宇宙人が見たら邪教の集会か何かかと思うんだろうな。
ここが一番可愛い。プールの中で屈伸をして「ギターが入水してしまう!」というハラハラ感を演出。こんなスリリングな演奏が見れるのはハーマン先生だけ!最後安心してギターを構え直した時にうっかり入水、音が出なくなって渋々プールから上がる先生。かわいい。ホントかわいい。
いつも楽しそうだな先生はホント、お決まりのギターのアーム部を引き上げてギュイーンってやってから膝で蹴り上げるアレを失敗してギターを落とす先生。ちょっとテンション下がってるのが可愛い。イケメン。ハーマン先生を3分眺めたら、再認識するために「ハーマンはイケメン」と唱える必要がある。これをやらないと何らかの呪いで死ぬ。気を付けろ。ハーマンはイケメン。
膝蹴りがキマった時は歓声を上げなければならない。これもマナーだ。先生がギターを舐めたらクレッシェンドをつけつつ歓声。ギタリストとしてのエンターテインメント性を追求した結果生まれた感動のパフォーマンスに涙が止まらない。地球誕生以来最も尊い奇跡だ。
さ、ハーマン先生の、そしてギタリストのハイレベルな魅力、みなさんにちゃんと伝わっただろうか。
明日からはバンドを見るときは是非ギタリストにも注目して欲しい。
「ギタリストがギターソロミスって変な表情にならないか」「弦を切った時どういう行動に出るか」「MCで余計なこと言って微妙な空気を作らないか」
こういう機微を楽しめるようになれば音楽はもっと楽しくなる。なるんだよ。
それではよい音楽ライフを。アデュー。