UNCHAINがヤバい
ひっさびさにフェイスブック開いたら外国人からのコメントのが多くて不思議な気持ちになりました。
はとです。
UNCHAINがヤバい。
UNCHAINがヤバい
UNCHAIN
UNCHAINは4人組のロックバンドである。
全員中学校の同級生らしい。ジャズやソウルの流れを汲んでいるが、そんなもんどうでもよくてヤバい。
私の好きなバンド、ベスト5にランクインするほど愛して止まない。
バンドをやっていた頃、彼らのような音楽を作りたくて奮闘していたが、やめた。彼らはかっこよすぎる。
恥ずかしながら、最近全く彼らを追っていなくて、ふと昨日調べたらまたかっこよくなっていた。言葉が見つからない。ヤバい。
UNCHAIN / 丸の内サディスティック
ご0存知椎名林檎の『丸の内サディスティック』のカバー、ファンの間でも噂が噂を呼び、ツイッターを中心に拡散されて話題になったそうな。
超絶カバーだ。彼らが嫌いなやつは、かっこよすぎるのが苦手なんだろう。歌い方に特徴があるのが苦手な人もいるかもしれない。
私が腰を抜かしたのはこの曲。
UNCHAIN / Virtual Insanity
ご存知Jamiroquai(ジャミロクワイ)の『Virtual Insanity』
多分音楽をやってる人間ならわかると思うが、この曲をやろうとは思わないだろう。
原曲は、頗る上手いベースが響き渡り、その後少々強引ともいえる曲展開でフュージョン系のサウンドに変化する。
この曲を演奏するということは、Jamiroquaiの演奏と比べられるということである。ハードルが高すぎる。
彼らは、なんなく自分達の音楽に落とし込んでいる。昇華している。
演奏のキレッキレ具合にも脱帽だが、コーラスワークに知性を感じる。ものすごいセンスだ。
UNCHAIN - make it glow
もともとは、所謂ロキノン系のオシャレバンドだった。
この時点で半端じゃない。もう解説する気なんか一切ない。ただ聴いて貼っての繰り返しだ。
唯一言うなれば、キモは歪みにあると思う。チャキチャキとしたギターがウリのように思えるが、スパイス的に歪みを使っている楽曲が多い。それが映える。
この楽曲も入っているアルバム「rapture」は「鉄板曲」が盛りだくさんなので、聴いておいたほうがいいだろう。
UNCHAIN - Super Cllider
オシャレで攻めてきた彼らだが、たやすく想像を超えてくる。
良い例がこのSuper Clliderだろう。ソリッドなカッティング、散りばめられた光るフレーズ。
イケメンで、ギターが上手くて、歌も上手い。そんな谷川正憲を意地クソ悪い読者の皆さんはどうにか落とし入れてやりたいと思うだろう。
ライブに行ってきた。
い、いくらCDの音源で演奏力高くてもねぇ、ライブでこの安定感で歌えないじゃない?
UNCHAIN - Tonight's The Night
ごめんなさい。イケメンで、ギターが上手くて、歌も上手いです。ここまでライブで歌えるやつは早々いないだろう。
アコースティックライブである。丸裸である。イケメンの裸の想像した腐女子は画面越しに映るニヤニヤした自分を想像して落ち着いてほしい。
『正々堂々』という言葉がよく似合う。
ん~ヤバい。
突然思い出したかのようにUNCHAINを書き出しめたのは、新譜を聴いたからである。
2014.7.30.にリリースされた、 ニューアルバム『N.E.W.S.』
彼らの引き出しには圧倒されてばかりだ。楽曲ごとにコロコロ表情が変わるのに『らしさ』は全く失っていない。
それだけでなく、あまり好きな言葉ではないが、『深み』が増している。
バンドをやったことのある人間ならわかると思うが、オリジナル主体のバンドでも何か既存の曲をコピーするというのは良いことだ。
指針になるし、共通感覚を磨くことにも繋がる。
彼らはカバーという形で所謂大御所アーティストの曲に触れた。
確実にバンドとして進化したと思う。
彼らが最前線を張れない音楽界はおかしい。 そう思わせてしまうようなバンドだ。